4月下旬に藤沢のお茶室・滴水庵で行った「五感のワーク」の体験イベント。
日曜日は快晴、水曜日は強めの雨でしたが、無事に2日間、開催できました。
イヤな感情と上手くつきあえる「感情モニタリング法」
はじめに私から「五感のワーク」のおおもとである「感情モニタリング法」の考え方についてお話しました。
参加者の皆さんは、下のようなことが印象に残り、またその後のワークでも実感したようです。
- 不快な感情を抑えるのではなく、うまくコントロールし、活用する方法がある
- 感情は、静かに眺めていると変化していく
今ここでの「感覚」をシンプルに味わう
その後、茶室のお庭にあった素材を使って「肌触りの感じに注意を向ける」ワークを行いました。
タケノコの皮や梅の実、桑の葉の手触りは、人気がありました。
松葉は「チクチクして嫌」という人もいれば「自然のものだから嫌じゃない痛さ」という人もいました。
その後、触覚だけでなく、におい、うぐいすの声、雨音など、観察する対象を五感に広げていきました。
自分にとって「いい感じか嫌な感じか」を味わって、感じたことを共有しました。
同じものでも「いい感じ」と思う人もいれば「嫌な感じ」と思う人もいること。
初めは「嫌な感じ」と思っても、繰り返し味わってみると「悪くない感じ」に変わってくる時もあること。
参加者の皆さんは、実体験を通して、様々なことに気づかれたようでした。
そして、応用編として、お庭を歩いたり、お茶を点てていただいたりしながら、今ここで「どんな感じか」を味わう体験もしていただきました。
参加者の皆さんのご感想
参加者の皆さんが書いてくださった感想の一部をご紹介します。
- 自然の中でワークをすることで雑念が減った
- 日常生活でなかなか味わえない心地よい時間だった
- 自然のものの心地よさを感じた
- 初めは良い印象ではなかった物も、何度か味わうと変わることがあるのが意外だった
- 概念を除いて感覚を大切にすることが大事なことがわかった
- 今までは「嫌なことも受け入れなければ」と思っていたが、3回試して嫌だったら無理せず離れてもいいのだと、考え方が変化した
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
今回は「感情モニタリング法」の導入部分を、「五感のワーク」としてご紹介する内容でした。
「また続きをやってみたい」
「ステップアップしたい」
というご意見を複数の方からいただきました。
今後も企画を検討して、ブログ、公式LINE、SNSでお知らせしますので、ご都合があえばぜひご参加ください。
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