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「〇〇法」にあてはめない。あなたのリソースを活かすカウンセリング
カウンセリングと言っても色々ありそう。相性が合わないと嫌だな・・・
心理療法は世界に400種以上あるんだって。
枠組を押しつけないことを大事にするカウンセリングもあるよ。
「誰にでも効く方法は無い」と肝に銘じてカウンセリングします
「誰にでも効く方法は無い」とわかっていても、自分が良いと思うと勧めたくなってしまう。その構図による人間関係のギクシャクは、職場でも家庭でも生じます。
それがカウンセリングの場で起きた場合、「専門家」と「相談者」という力関係もあり、望んでいないことをさせられる違和感や嫌な体験として心に残ってしまう可能性もあります。
Joinでは、来室された方のお気持ちを尊重し、進め方についても丁寧に話し合います。
あなたのリソース(既に持っている資源)を活かすことが、最も重要
突きつめていくと、その人に合う方法や答えは、その人の中にしかないと考えます。
ただ、悩みごとやつらい状況に直面している時には、その答えが自分の中のどこにしまってあるのか、どう取り出したらよいのか、わからなくなる場合があるでしょう。
それを探して、見つけて、取り出して…という作業がうまく進むように一緒に調整していくこと。それが、Joinの役目と考えます。
頭で考えたことよりも、言葉にできない直感や身体の感覚などが、解決方法のヒントを教えてくれるリソースであるかもしれません。
Joinのポリシー
Joinでは、次のことを大切にして、心理支援サービスを行います。
1⃣ 課題を見える化して、一緒に眺めながら話し合う
2⃣ 言葉の内容と共に、身体で感じていることにも注目する
3⃣ 安全な場を作り、安心感を高めることを最優先する
4⃣ 自分で予防や対処する力を身につけられるように、心のトレーニングを支援する
「相談する」「話す」方が良い・・・と一概には言えない
「悩みがあったら誰かに話すと楽になるよ」というフレーズは、一般的なアドバイスとしてよく耳にします。
でも、そうでない方も一定数いるようで、「カウンセラーと話すのが苦手」「尋問されるようで居心地が悪くやめてしまった」などと話す方が、少なくありません。
その人のリソースを活かすためには、その人に合う方法を探すことが必要、と私は考えます。
カウンセリングに違和感を持った方は、たぶん、その時のその方法が「合わなかった」、つまり「その人のリソースを引き出す方法ではなかった」のでしょう。
話さないカウンセリング&セラピー
話す以外のカウンセリングの方法の一例として、次のようなものがあります。
①アートセラピー(絵、遊び、箱庭、ダンスなど、言葉以外の形で表現する)
②身体アプローチ
心にモヤモヤが生じると、力んだり、こわばったり、血流のいいところと悪いところが生じたり、必ず体に変化が表れます。逆に体の使い方やコントロールが身につくと、自然と心の状態も改善できるというしくみを活用します。
③運動療法
ウォーキング、ジョギング、ヨガ、太極拳、気功・・・など、様々な運動を行うことで自律神経を調整し、心と体の症状を改善します。
Joinでは、身体アプローチと運動療法に力を入れています。
頭で考えて話す(トップダウン型の)方法だけでなく、体で感じたことが脳を刺激する(ボトムアップ型の)方法も試してみたい方に、おすすめです。
一緒に運動するのなら、気楽にできそう!
Joinのカウンセリング・セラピーの概要
①室内×ことば
対話を中心としたカウンセリングです。軸としているカウンセリング技法は、ブリーフセラピー、ポリヴェーガル理論、体験治療論などです。
②室内×からだ(身体アプローチ)
調子がいいと「からだが勝手に動いた」と思うくらい自然に、無意識に、行動できる時があります。
このような状態にからだを整えることで心の問題を解決します。
Joinでは、
- 臨床動作法
- TFT(からだのツボを自分でタッピングするセラピー)
- 呼吸法、筋弛緩法、自律訓練法、リラクセーション
などを行い、自分で対処する方法を身につけられるようお手伝いします。
③自然×ことば
室内ではなく外で話すことで、運動の効果によるメンタルヘルスの改善や、自然とのふれあいによる癒し効果などが得られます。
④自然×からだ
五感や動作に意識を向けることで、脳が「あれこれ考えすぎる」状態をストップし、マインドフルな状態を作ります。
いざという時、安心してつながれる場所はありますか?
心の不調を抱えるリスク
① 5人に1人 は、生涯に精神障害(うつ・気分障害・不安障害・依存症など)を経験する
② 10人に1人は、発達障害の傾向を持つ
③ 7人に1人は、不登校を経験している
④ 5人に1人は、いじめを受けた経験がある
⑤ 10人に1人は、親からの虐待を経験している ※出典は、本ページの最後に記載
誰もが、人生の中で何度かは、心の不調を経験するリスクがある時代。
とりわけ、発達の特性、敏感さ、つらい体験などによって、ストレス耐性の幅が狭くなると、刺激による傷を受けやすくトラウマ的になりやすい場合があります。
このような方は、たとえるなら、心の表面が「敏感肌」になっていて「肌荒れしやすい」状態と言えるかもしれません。
よって、心のお肌の潤いを保つためのケア方法を身につけることが重要です。
心のヘルスケア、どこで、誰とできる?
でも現状は、心の健康をサポートする専門家とすぐにつながれる方は、そう多くないようです。
例えば、「かなり重いうつ症状を抱える人のうち、医療とつながった人は43%」で、「不安障害の受診率はさらに低い」という調査結果があります。※⑥
専門的なメンタルサービスの選択肢を増やし、より多くの方が自分に合う場所とつながれるようになってほしいと考えて、「湘南こころの保健室Join」を開設しました。
こんな方は、いませんか?
困りごとの相談をしたい方
☐ どこで相談したらいいかわからない
☐ 病院やカウンセラーとの相性が心配
☐ 必要があれば病院や公的機関を紹介してほしい
当ルームの初回相談では「心の応急手当て」と「道案内」をします。
ご相談者の状況と希望を丁寧にお聞きしながら、今後どうしていくか、道しるべを見つけられるようにします。
※お勤めの方やそのご家族は、Joinのカウンセリングを所定の回数まで無料で利用できる福利厚生サービスを使える場合があります。
☐ 人と話すのが苦手でカウンセリングが不安
☐ 薬に頼らないメンタル症状(うつ・不安・パニックなど)の改善策を探している
☐ 頭痛・腹痛・肩こり・腰痛・めまい・不眠・食欲不振など、体の悩みもある
☐ 自律神経を整えたい
話すのが苦手な方は、相談を継続するのが大変かもしれません。
Joinでは、体へのアプローチやウォーキングなど、その方が「気持ちいい」と感じられる方法で「話しても話さなくてもgoodなセラピー」を行います。
仕事・対人関係・人生をより良くしたい方
☐ キャリアを変えたい
☐ 自分らしい生き方や、進むべき未来像をクリアにしたい
☐ 人生の棚卸しをしたい
☐ これまでの歩みやエピソードを整理し、文章などの形にしたい
☐ 自分が困難を乗り越えてきた経験を生かして、誰かの役に立ちたい
その方の創造性を引き出すセラピー・カウンセリング・コーチングを行います。
面接室で座って話すだけでなく、海辺・公園・カフェなどへ出向くことも可能です。
心を旅させるように解放し、重要な気付きやアイディアを引き寄せましょう。
学校・職場・自治体など、心の教育や啓発活動にたずさわる方
☐ 現場の課題にぴったりの内容を、オーダーメイドで企画したい
☐ 一方向の講義形式ではなく、対話や体験を盛り込んだ、参加型のプログラムにしたい
茅ヶ崎市の「新泉こころのクリニック」と提携しています
当ルームは、茅ヶ崎市の「新泉こころのクリニック」(児童精神科・心療内科)と提携しています。医療を要する方には、ご紹介をし、連携しながらサポートを行います。
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ご相談者様の声
【出典】
①令和4年 厚生労働省 第13回地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉対得制の実現に向けた検討会資料
②令和2年 日本学術会議臨床医学委員会 出生・発達分科会 提言 発達障害への多領域・多職種連携による支援と成育医療の推進
③④令和元年 内閣府 子供・若者の意識に関する調査 有識者による考察
⑤平成27年 川崎市 第5回子どもの権利に関する実態意識調査
⑥2015年 精神疾患の有病率等に関する大規模疫学調査研究:世界精神保健日本調査セカンド 総括研究報告書 厚生労働科学研究データベース