心理検査で「こころの人間ドック」
「合わない仕事」によるメンタル不調を減らしたい
「この仕事に自分が向いているかわからない」
「やりがいを持ちながら無理なく働きたい」
「仕事で心身を病みたくない」
これらは、新卒の就活生だけが思うことではありません。
仕事とのミスマッチは、転職・異動・昇進などをきっかけに、いつでも起こりうるからです。
カウンセリングでお会いする方からも「合わない職場で無理をして、メンタル不調になった」というお話をよく聞きます。
「子どもの教育費」「キャリアを積む」など目標を持って仕事を始めると、つらくてもがんばり過ぎてしまったり、乗り越えられない自分を責めたりと、精神的ダメージを負う方もいます。つらい経験や不調に悩むお話を聞くたびに
<こうならないですむ方法はなかったのか?>
<仕事を選ぶ段階で、自分に合う働き方を深掘りできたら、防ぐことができたかもしれない>
と、感じていました。
検査の結果を聞くと「納得できた」「安心した」が多数
「なるほど~そういうことか!」
「納得した」
「そうすればいいんだ」
「さっそくやってみます」
心理検査の結果をお伝えすると、しんどさの理由や対処法が明らかになって「安心した」と言う方がほとんどです。
この納得と安心を、問題や挫折の末に病院を受診した人だけでなく、もう少し手前の段階でも得られるようにできないか?
問題解決だけでなく、予防にも役立てられないか?
クリニックで検査を担当しながら、そう考えていました。
科学的な根拠に基づく方法で、自分の「生き方の地図」や「トリセツ」を、不調や問題が起きる前に手に入れられるようにしたいと、考えたのです。
Joinでは、普通に生活する人が、メンタル不調になる前に心理検査を受けて自分を理解し、自分に合う仕事や生き方と出会い、無理なく安心して暮らせるようになるためのサービスをご提供します。
大人には、心理検査を受ける機会がない
心理検査は、一般的に、心療内科や精神科を受診した後、主治医が必要と判断した場合に行います。
心理検査と言っても、知能、発達、性格、精神症状など、種類はさまざまで、簡単なアンケート形式のものから、面接形式で行うものまであります。
心理臨床の立場からすると、その人の認知機能の特徴がわかる知能検査をベースに、課題となっている側面の検査を組み合わせて行うのが有効と考えます。
身体の検査に例えると、その人の体力やアレルギー等もともとの体質を把握した上で、起きている症状をみていく、というイメージです。
体質を見ないまま対症療法の薬だけを服用していても、何が起きているのか根本的にはつかんでいないので、同じ症状を繰り返しやすいと考えられます。
しかし一方で、専門的な知能検査を行うには資格や研修が必要であり、マンパワーや保険点数などの事情から、検査体制を持たないクリニックが少なくありません。
お子さんには、教育や福祉の公的サービスで知能検査を受ける場があるものの、大人の方が心理検査を受ける機会は「めったにない」のが現状です。
受けたのに「よくわからなかった」を解消したい
検査をする時に、前にも検査を受けたことがあるかを尋ねると、下のようなお答えが多いです。
「あると思うけど、覚えていない」
「数値を聞いたけど、意味はよくわからなかった」
検査を受けたことがあっても、その結果を自分のために活用できている人は少ないようです。
当時の検査の目的は診断や支援を決める補助資料だったのかもしれませんが、ご本人も時間と労力をかけて検査をしたのに、もったいないと感じていました。
結果を有効に活用するためには、次のような工夫が必要だと考えます。
①結果をわかりやすい言葉と図表で書いたレポートを作る
②レポートを見ながら丁寧に説明する
③一方的な説明ではなく、検査を受けた方の疑問や願いなど双方向の話し合いをする
④日常生活の困りごとのヒントとなるように、落とし込む
⑤後日、質問したい場合の問い合わせ方法を伝える
こうしてみると、当たり前のことのように思われるかもしれません。
しかし、一部の機関の心理士は、業務の配分の事情などから、1つ1つの検査に時間をかけたり、アフターフォローを行ったりすることが難しい場合があります。
Joinでは、「丁寧さ」と「ご本人の役に立つこと」にこだわって心理検査を行います。
世界標準の知能検査(WAISとWISC)を受けられる
Joinの代表は、これまで複数の機関で、1歳児から70代の方まで500名以上の方々に面接形式の知能検査を行ってきました。
そして、Joinでは、知能検査の中でも世界的に標準化されているウェクスラー式知能検査(WAISとWISC)の最新版を用意しました。
2つの検査は対象年齢が定められており、5歳~90歳までの方に対応が可能です。
・WAIS-Ⅳ(ウェイス・フォー) :16~90歳
・WISC-Ⅴ(ウィスク・ファイブ) :5~16歳
知能指数(IQ)だけでなく、得意と不得意のバランスがわかる
検査はどんなことに役立つの?
自分の良さは見つけにくく、弱点の方が目につき自信を持てない人が多いもの。
自分の強みが明らかになると、働き方や人付き合いなど、今後の生活に役に立つよ。
知能検査では、知能指数(IQ)を出すだけが目的ではありません。
知的能力(その人の脳によるもののとらえ方、認知機能)を、いくつかの側面に分けて能力を測り、そのバランス加減を把握することができるのです。
たとえばWAIS-Ⅳでは、以下の4つの指標ごとの能力をとらえます。
言語理解 | 知覚推理 | ワーキングメモリー | 処理速度 |
言葉による理解・思考力 | 視覚による理解・思考力 | 聴覚による短期記憶力 | 目と手の効率的な作業力 |
全体的なIQが高くても、一部に苦手なことがあると「なぜこんなことができないんだ」と自信を失い、悩みやすい場合があります。
この検査を行い自分の認知機能の傾向がわかると、対策を立てられるようになるため、悩みの解決にも有効です。
たとえば…「目で見て理解する力は強いが、耳で聴きとるのは苦手」とわかった場合。
早口で指示を出されるとミスをしやすい可能性があります。指示内容をメモでもらう、そもそも口頭の指示の必要が少ない業務を選ぶ、などの対策を考えられるようになります。
「数か月待ち」の検査を、ゆっくり個室で受けられる
現在、医療機関や教育相談センターなどで実施するウェクスラー式の知能検査の予約は何か月も先になるほど混雑しています。
発達障がいの傾向がある方の診断の資料にしたり、教育的な支援の方向性を決めたりと、活用される機会が広がっているからです。
Joinのようなカウンセリングルームで行う検査は、「予約が取りやすい」「丁寧に対応できる」などの利点がある反面、費用は自己負担になり、一長一短です。
以下に、医療機関や相談機関とJoinとの違いをまとめました。
医療機関・相談機関 | Join | |
検査のタイミング | 診察や相談の中で必要と判断された時 | ご本人の希望に応じて |
検査の目的 | 問題の原因を探り診断や方針を決める | 自己理解を深め生活に役立てる |
検査の内容・項目 | 医師や担当者が決める | ご本人との話し合いで決める |
検査場所 | 機関内の一室 | Join |
検査を受けられる日 | 開院日、開庁日(平日の昼間中心) | 土日祝日も可 |
当日の動線 | 待合→受付→検査室→受付(会計) | Joinで完結(他者と会わない) |
費用 | 医療保険が使える、公的機関は無料 | 自費扱い |
Joinで行う心理検査は、自分で知りたい項目を選んで人間ドックを受けるのと似たイメージ、と言えるかもしれません。
もし病院へいくことになったら、また検査を受け直すの?
病院を受診する時には、Joinでの検査結果を記載した「情報提供書」を作成します(費用は別途)。Joinでの検査結果を、主治医が診断する際の資料として提供できます。
検査結果を「わかる」「使える」形でご報告
「なぜ検査を受けたいのか」「何が知りたいのか」など、その方の現状や背景がわからないと、本当に役に立つ結果をお伝えできないと考えています。
そのため、検査前の面談で丁寧にお話をうかがい、どのような検査と分析を行うかを明確にしていきます。
検査後の結果報告の時間を、Joinでは60分とります。
図やグラフの入った資料を一緒に見ながら、検査の仕組みや考え方、検査者がどのように分析を行ったのかなどを丁寧にご説明してから、どのように実生活に役立てたらよいか話し合いをします。
A4サイズの用紙で約3~7枚の結果報告書を、お持ち帰りいただけます。
ガマンや自己嫌悪はもう要らない! あなたが輝ける道を歩く
今そこで耐えることは、本当に必要ですか?
人の脳は同じことを繰り返したがる性質(現状維持バイアス)を持つと言われます。
だから、今の仕事に疑問を感じても、それを抑えて「現状を続けなければ」と自分に言い聞かせてしまう可能性があります。
そんな時には視線が下がり、視野が狭くなっていきがちです。
抑圧やストレスの積み重ねは、勇気とエネルギーを奪う
過剰な努力や抑圧は、短い期間はがまんできても、長く続くと心と体に大きな負担があります。
自律神経のバランスを崩し、健康を損なってしまうおそれもあります。
いったんメンタル不調に陥ると、次の一歩を踏み出すエネルギーを溜めるのに、ある程度の時間が必要になります。
そうなる前に、立ち止まって考えてみませんか。
「今自分がしていることは、無理なく毎日こなせて、周りも適切に評価してくれている?」
もし答えが「No」だという方は、自分にとって持続可能なお仕事の在り方を、考え直してみませんか?
自分を知る。自分に合う働き方や生き方を知る。
もうガマンして痛い靴に足を合わせようとするのはやめましょう。
あなたの足を、長さ・幅・高さなど色々な角度から測定して、ぴったり合う靴を選ぶ。
合理的に調べ、考え、対処することで、無理なく楽に人生を歩むことができるようになるはずです。
Joinの心理検査サービスで、あなたに合う働き方や生き方のヒントを一緒に見つけましょう。
心理検査コース・料金のご案内
ウェクスラー式知能検査(WAIS-Ⅳ、WISC-Ⅴ)コース
基本コース
WAIS-ⅣまたはWISC-Ⅴの基本検査(10項目)を実施し、認知的な能力全般や得意と不得意な能力を把握します。
基本検査10項目について、1つのモデルで分析します。
【含まれるもの】(単位:円)
- 事前面談 10000/1時間
- 検査の実施と分析 30000/1.5~2時間
- 結果報告面談 10000/1時間
- 報告書作成 10000/A4用紙2~3枚
合計60000→セットでお申込の価格 50000
充実コース
WAIS-ⅣまたはWISC-Ⅴの全検査(15項目)を実施し、認知的な能力全般や得意と不得意な能力を把握します。
全検査15項目について、複数のモデルで分析します。基本コースよりも多様な角度から結果をとらえることができます。
【含まれるもの】(単位:円)
- 事前面談 10000/1時間
- 検査の実施と分析 40000/2~3時間
- 結果報告面談 10000/1時間
- 報告書作成 15000/A4用紙4~5枚
合計75000→セットでお申込の価格 65000
※カウンセリングをご利用中の方は、事前や事後の面談を省略し、カウンセリングの時間にお話をすることも可能です。
各種オプション検査
カウンセリングや心理検査コースをご利用の方に、オプションとしてご利用いただけます。
検査を単体でご希望の方は、事前と事後の面談(各60分)とセットでお申込みできます。
結果報告は面談の中で行います。報告書の作成をご希望の場合はご相談に応じます。
発達検査
MSPA(エムスパ)
14項目の発達特性の要支援度を、レーダーチャートで表します。その人の特徴が視覚的に一目でわかるように示されます。
発達障害と診断されない「グレーゾーン」や「疑い」の方は、背景や対処がはっきりしないため深く悩む場合があり、MSPAが役に立つかもしれません。
MSPAによって特徴が明確になると、周囲の理解を得やすくなり、がんばり過ぎて疲れきったり自分を責めたりして二次障害になるのを防ぐことに有効です。
費用 15000円
成人期ADHD検査/ASD検査
- 簡単な記入式の質問紙検査です。
- ADHD(注意欠如多動症)の傾向がどの程度あるかがわかります。
- ASD(自閉症スペクトラム症)の傾向がどの程度あるかがわかります。
費用 各2000円
パーソナリティー検査
MMPI-3
- 全般的な人柄の特徴や医療受診の必要度などがわかる専門的な検査です。
- 550項目の質問に答えていただきます。
- 所要時間は約60分です。
費用 20000円
TEG(東大式エゴグラム)
- 性格傾向やコミュニケーションパターンがわかる、ポピュラーな質問紙検査です。
- わかりやすい理論で、日々の生活の参考にしやすい検査の1つです。
費用 5000円
バウムテスト
- 現在の精神状態や性格傾向がわかる描画テストです。
- 結果をお伝えすると「すごく当たっている」とおっしゃる方が多い検査の1つです。
費用 8000円
職業への適性をとらえる検査
キャリア自己診断テスト
自分の活動傾向、能力、職業への興味などを質問に答えながら評価し、適した職業を探る検査です。
費用 5000円
お支払方法とキャンセル規定
※お支払方法の詳細につきましては、お申込み後にご案内させていただきます。
※ご予約日の前日までキャンセル料は発生しません。当日のキャンセルについてはキャンセル料が発生します。
※以下の場合には、キャンセル規定の適用外となります。
①災害発生などによる場合
②公共交通機関の運行停止による場合
③法で定められた感染症(インフルエンザ、新型コロナウイルス他)にり患した場合 等
検査のお申込み・お問い合わせ
以下のフォームの「その他」にチェックをし、記述欄に「検査希望」と記入してお送りください。
2営業日以内に返信をいたします。