就労支援の事業所でストレスケアのレクをしました

9月上旬に、平塚市明石町にある就労継続支援B型シェリールさんで、レクリエーションの講師をさせていただきました。

スタッフの方々のお話によると、利用者の皆さまはふだん、パソコン作業や手芸などの活動が多いとのこと。身体を動かし集団でコミュニケーションをとれるレクリエーションを実施したいとのご要望に応え、「身体を動かすストレスケアの体験講座」を企画させていただきました。

はじめに、「思い出すとちょっと嫌だな、ストレスだなと感じること」を思い浮かべていただき、その時の身体の様子をワークシートに記入していただきました。「ギザギザ」「トゲトゲ」「ガサガサ」「重い」など、皆さんそれぞれに、とても上手に表現されていました。

それから、身体を動かしてストレスの調整を行いました。

最初のメニューは水を飲む実験でした。親指と人差し指をくっつけてOKのポーズを作り指先が離れないように力を入れた状態で、隣の人にその指を離すように手で開いてもらい、力比べをします。水を飲む前と後で、強さが変わるかどうかを確かめていただきました。

水を飲むと「わー強くなった!」と実感する方が多く、「水に感謝!」と力強くおっしゃる方もいました。

そして、ブレインジムという脳を刺激する体操法の中から4つの動きを行いました。それぞれの方の体調や気分に合わせて、立って行う方もいれば、座ったまま行う方もいらっしゃいました。

そして最後に、もう一度はじめと同じ「嫌なこと、ストレスなこと」を思い浮かべて、変化があるか確認し、ワークシートに結果を書いていただきました。「体調が悪くてあまり動けなかったから変わらなかった」という方もいましたが、「軽くなった」「小さくなった」「やわらかくなった」など、良い方向への変化を報告してくださる方が多くいました。皆様の感度の良さや自己観察力の高さに、私も驚かされました。

何より、参加者の皆さまも私も、身体と場の空気があたたまったことを感じられて、笑顔が増え、親しく話しかけてくださる方が増えたことが、一番うれしい変化でした。

今後も、このような集団の場で、身体を動かすストレスケアのお話を試しながら、ブラッシュアップしていきたいと感じました。

実際に利用者さんが書いたワークシートの画像を、下にいくつかご紹介します。
このような機会とご協力をいただいたシェリールの利用者様とスタッフの皆様に、心から感謝いたします。

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