たとえ大きな負担がかかっていても「これが普通」「みんなガマンしている」と思いこみ、何か事が起きて初めてストレス過剰だったと気づくことは、よくあります。
このチェックリストは、コロナ禍に学校現場で対応するためのツールとして、日本心理臨床学会のウェブサイトに公開されていたものです。

私もこのチェックリストを学校現場で活用してきました。
「高いストレス状態」が続くと、行動、感情、学業、対人関係などで、症状や支障が後々あらわれることが多く、この先半年以内に起こりうるリスクの予測に役立つと実感していました。
5項目ですぐに回答できますので、試しにチェックしてみませんか・・・?
※最近1週間に、次のことがどのくらいありましたか?
次の1~5までの点数を足して合計点を出しましょう。
ない | 少しある | かなりある | 非常にある | |
1 なかなか眠れないことがある | 0 | 1 | 2 | 3 |
2 むしゃくしゃしたり、イライラしたり、カッとしたりする | 0 | 1 | 2 | 3 |
3 こわくて、おちつかない | 0 | 1 | 2 | 3 |
4 自分が悪い(悪かった)と責めてしまうことがある | 0 | 1 | 2 | 3 |
5 頭やおなかが痛かったり、からだの調子が悪かったりする | 0 | 1 | 2 | 3 |
合計点によって、今のあなたのストレス状態がわかります。
ストレスが高い場合は、何らかの対処を行う必要があると言えるでしょう。
0点の場合 | ストレスは低い |
1~2点 | ストレスは中くらい |
3~4点 | ストレスはやや高い |
5点以上 | ストレスは高い |


ストレスが高い状態が続くと、心身の不調、メンタルダウン、イライラや不機嫌による周囲との関係悪化などの悪循環が起きやすくなります。
ストレスを放置せずに対処することは、心と体の健康はもちろん、気持ちよく生活し豊かな人生を送るために、とても大切なことです。
ご自身のストレス状態を、定期的にチェックすることをおすすめします。

ストレスへの対処が難しい時にはどうぞJoinへご相談ください。
あなたに合う対処法を見つけられるよう、お手伝いします。
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大変なことがあると、心とからだは変化します。それは大変なことを乗り越えようと心とからだががんばるからです。ですから、とても自然な反応です。
でもそれが長く続くと集中できなくなったりすることがあります。それぞれによい対処法があります。自分のストレスを知ってよい対処法を学びましょう。
出典:一般社団法人 日本心理臨床学会ウェブサイト 新型コロナウイルスに関する情報 「心とからだのチェックリスト(ストレスチェック)」より