カウンセリングへの怖さを越えて

Joinは、女性の方々が人生の難局に差しかかった時、あるいは一人で重荷を背負って歩き続けることがしんどくなった時に、「ひとまず、誰かに話してみよう。つながってみよう」とする第一歩を、大切に丁寧にお手伝いする場を作りたいと考えて、オープンしました。

そのきっかけの1つは、私がこれまでお会いしてきたご相談者の方々の声でした。開口一番「カウンセラーは嫌い」「カウンセリングにトラウマがあるから受けたくない」とおっしゃる方が、少なくなかったのです。おそらく、過去に一度はカウンセラーに「話してみよう」と試みたものの、良い印象を持てずに終わってしまった経験が有るのでしょう。

「その方の求めるものとカウンセラーの提供するものが一致していなかった」とか「相性が合わなかった」とか、いわゆるマッチングの問題で「仕方ない」面はあるかもしれません。でも、その残念な1回の出会いのために、その後の人生で生きづらさを感じた時にも「相談する」という選択肢を避けてしまうのであれば、その方にとって非常に大きな損失です。

そこで、相談の場に一歩を踏み出した方との「始まり」や「つながり方」の丁寧さにこだわる心理サービスが必要だと考えました。かつてのミスマッチで残念な思いをした方も、ちょっと調子が悪い時に保健室を訪れるような感覚で、構えずにいらしてください。身体でも心でも生活でも、まずはご利用者様が気になっているところからお話しましょう。

ユーザーの目線から見て、自分に合うカウンセラーのタイプや技法を見極めて申し込むというのJおいは、非常に難しいことでしょう。そして「もし行ってみて違和感を感じたら嫌だな」「余計に傷ついたら怖い」などと想像すると、初めてのカウンセラーと会うこと自体がとても怖く感じるられるかもしれません。けれど、その怖さを理由に相談に踏み切れず、自分のつらさを放置し我慢する状態が続くと、悪循環のループの中で、つらさが次第に増幅してしまうおそれがあります。

そんな方を、Joinは心からお待ちしています。

Joinでは、ご利用者様にチャンネルを合わせて、今求めるものは何なのかを丁寧にお聞きします。そして、Joinだけでその案件を抱え込むのではなく、お求めのものを得られそうな他のサービスへとおつなぎすることも積極的に行います。そう、たとえば学校でけがをして保健室で手当てを受けた後、必要があれば病院へ行きますよね。それと同じように、Joinで相談した後に必要な機関につながるのも自然なことであると考えます。

だからこそご利用者様は、カウンセラーとの相性の良し悪しを気にし過ぎる必要はありません。Joinを入口や通過点として、自分にとって最適なサポートとつながることができるのです。

初めてのカウンセラーを訪ねるのはとても勇気がいることでしょう。それを乗り越えてお越しくださったご利用者様には、最大限の敬意と感謝の気持ちをもって、お迎えさせていただきます。

何でもお気軽にJoinへおたずねください
お問い合わせはこちら
何でもお気軽にJoinへおたずねください
お問い合わせはこちら