雨の日はだるい…でも良い面もあるの?

エンジンがかからなくて困る・・・雨の朝の悩み

皆さんは雨の日、調子はいかがですか?

私は、朝起きてもまた眠くなったり、頭の中がモヤっとして書く仕事が進まなかったり・・・。

脳がシャキッと立ち上がらないと感じることがあります。

これはどうやら、雨の日は晴れの日と違って、朝になっても副交感神経から交感神経に切り替わらないことと関係がありそうです。

気のせいではなく、身体がそうなんだと思うと、ちょっと納得して安心します。

自然体に身を任せるほうが健康的かもしれませんが、だからと言って、毎日ゴロゴロというわけにはいかないですよね・・・。

問題はどうやって交感神経を起動するか、です。

私は、興味のある情報(例えば、旅行してみたい場所)の検索など、「わくわくする」ことをスキマ時間に挟んだり、工夫しながら過ごしています。

雨の日は〇〇のチャンス!?

なんとなく疎まれやすい雨の日ですが、実は、心理的に良い側面もあるそうです。

それは何かというと・・・

「記憶力」です。

オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ大学の心理学教授ジョセフ・フォーガス博士らの研究論文で報告されています。

雨の日と晴れの日に、店に買い物に来た客を対象に、記憶力の実験を行ったそうです。

その結果、晴れの日よりも雨の日の方が、客がカウンターにあったものをよく覚えていて、思い違いが少なかったそうです。

よって、悪天候によるネガティブな気分の時の方が、注意力や識別力が高まり、記憶力が良くなるという考えが述べられています。

雨の日は外へ出て活動するよりも、情報入力を行う活動、見たり、聞いたり、学んだりすることに適しているようです。

「晴耕雨読」は、本当に理にかなっているのですね!

雨音にはリラックスと集中力を高める効果があるという説もあり、受験勉強のBGMとしても人気のようです。

たまたまお休みの日が雨だったら、「〇〇しなければ」というマストやタスクはちょっと横に置き、のんびりと本を読む・・・。

そんな風に、雨の日をインプットの時間にすると、体にも心にも優しい時間を過ごせるかもしれませんね。

出典

Journal of Experimental Social Psychology,Volume45,Issue1,January 2009,pages254-257,Can bad weather improve your memory? An unobtrusive field study of natural mood effects on real-life memory

連載・クロワッサン倶楽部ビューティー&ヘルスアドバイス 心身ともにリラックスできる、「雨の日」の効用。クロワッサンONLINE 2016年6月30日

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